電験2種リセットから合格までの軌跡~努力は必ず報われる~

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 2025年1月24日正午。 寒空をしのぐ自宅内にてスマホで、2度目の2次試験であった令和6年度電験2種2次試験の結果発表を確認しました。そこに記されていた「合格者一覧にありません」という無機質な文字を、私は何度も見返しました。

それは、数年かけて積み上げた2次試験受験資格が消滅し、1次試験からやり直しになる「リセット」が確定した瞬間でした。当時は「私なりに頑張った。それでも報われなかった」という現実が冷たく胸に突き刺さりました。

その絶望から這い上がり勉強をし直して、電験2種への再挑戦。その結果、2026年1月30日の結果発表の日、「合格者一覧にあります」という文字を見て私は嬉しさのあまり、一人で泣き叫びました。

この記事では、「頑張ったが報われない」から「努力は必ず報われる」を体現した私の1年間の記録を書いています。

「挑戦し続けている中で、自分のやっている努力は間違いなのか?本当に努力は報われるのか?」と迷っている方にぜひとも見ていただきたい記事です。最後まで読んでいただければ、そんな迷いも晴れることでしょう。

リセットから再起まで

まずは不合格、そしてリセットになった瞬間から再起までのお話をします。

自宅のソファーで、スマホ越しに不合格を知った瞬間、私の心に真っ先に浮かんだのは、言葉にできないほどの悔しさでした。

パーチャル

あれだけ頑張ったけど不合格か~

パーチャル

合格した人は本当にすごい!

尊敬する・・・

パーチャル

……でも、やっぱり悔しい

心の中を整理している時、このように呟きました。

パーチャル

……面白い!上等だ!

やってやろうじゃないか

その瞬間、大粒の涙が出てきました。日頃から視聴していた「マコなり社長」のYouTube動画やインサイドストーリーズを通じて、「これからどうするか?」というマインドが、自分の中に根付いていたのです。

このように悔しい気持ちと「これからどうするか」を考えた結果、3つを手放す決意をしました。


再挑戦のために実践した3つのこと

① 通信講座受講 ~本質理解の為、こだわりの手放し~

まず取り組んだのは、これまでの独学スタイルを捨て、プロの指導を仰ぐことでした。選んだのは『資格の学校TAC』の通信講座。コースは『ストレート合格 DVDコース』。内容は1次試験と2次試験を網羅したものでした。

受講料は22万円。決して安くない金額です。しかし、独学での限界を痛感しており、

パーチャル

1次試験と2次試験を一気に突破し、

本気で電験2種に合格したい!

サーティ

大きく踏み切ったわね!

強い決意があったため、私にとってこの22万円は消費ではなく、「人生を変える投資」でした。

迷うことなくTACを選んだ理由は、以下の3つの信頼があったからです。

  1. 公式YouTubeで公開されていた体験動画の分かりやすさ。
  2. 講師が語る「電験2種受験への心構え」に深く共感したこと。
  3. 電験3種受験時代に模擬試験を受験し、リベンジが果たせた経験。

特に、1次試験・理論科目の最難関である「過渡現象」は私の最大の弱点でした。

パーチャル

令和5年度は大した理解力もなく、

まぐれで1次試験一発合格しただけだった。

理解が薄かったから2次試験に2回も落ちたんだ!

今度は本質的な理解力を深めた上で、合格したい!

その想いから、「独学で合格する!」というこだわりを手放し、受講を決断しました。

② 勉強時間への「執着」の手放し ~質への転換~

次に変えたのは、学習に対する考え方そのものです。以前の私は「長時間勉強したから合格できるはずだ」と勉強時間に執着していましたが、今回はそのこだわりを捨て、2つの取り組みにより「質」を高めました。

1. 睡眠時間の確保

以前は勉強時間を確保すべく、朝3時に起きて勉強していました。その代償として、睡眠不足による集中力の低下やメンタルの不安定さを招きました。 そこで、『毎日7時間睡眠』を最優先事項に掲げ、起床時間を4時に変更しました。睡眠をしっかり取ることで、限られた時間内での高い集中力と思考力を得ることができました。

2. 量より質

2次試験を2度経験した私にとって大事なのは「なぜこうなるのか」という深い理解でした。 『今日は〇時間勉強できた』という考えだけではやった気になって終わる。AIを活用した壁打ちを増やして理解を追求したり、昨年までやらなかった『問題の復習』を徹底しました。

この『質の追求』により、勉強への焦りが無くなりました。2次試験直前、仕事が非常に忙しく、平日の勉強時間は1日2時間ほどでしたが、「自分は1年前より本質を理解している」という自信があったため、焦ることなく試験当日を迎えることができました。

③ 2次試験の具体的戦略立て ~凡ミスの手放し~

過去2回の2次試験敗因は『凡ミス』でした。ADHD気質の私にとって、凡ミスは最大の難敵です。

昨年まではミスの「内容」をリストアップしていましたが、ミスが多過ぎてパターンを掴めませんでした。

今回は、「どんな状態の時に自分はミスをするのか」を俯瞰しました。その結果、以下の4点の時に凡ミスが増えることが分かりました。

  • 集中力が低下している時
  • 疲れている時
  • 睡眠不足の時
  • 焦っている時

対策として前述の通り、「睡眠の確保」を行いました。

さらに「焦り」を防ぐための試験点数配分の戦略を立てました。 過去3年の傾向より、『3種レベルの問題は2科目合わせて2問以上は出る』と判断。

  • 電力・管理: 4問中1〜2問を完答し、50〜60点を確保。残り2問は各10点狙い(計70〜80点狙い)。
  • 機械・制御: 4機の完答30点+自動制御は欲張らず18点(計48点狙い)。

合格点ギリギリだと怖いため、「120点狙い」という具体的なシミュレーションを繰り返しました。

サーティ

上手く行かないのが電験だよね

パーチャル

何も言い返せないのが悔しい・・・


2度目の1次試験と「静かなる闘志」

令和5年度は、薄い理解のまま1次試験を一発合格してしまい、その後の2次試験で全く歯が立ちませんでした。その教訓から、今回は「一気に合格する!」決意で1次試験・2次試験の同時並行勉強を行いました。

  • 勉強比率: 理論4割、2次試験対策4割、他3科目(電力・機械・法規)2割。
  • 1次試験直前: 2週間前のみ1次試験に全振り。電験1種の過去問も実施

2025年8月31日。 2次試験を2回経験したおかげか、全く緊張しませんでした。理論・電力・機械は自信を持って乗り切りましたが、法規は問7の電源接続方法が分からず苦戦。しかし、TACで学んだ問4の周波数変換が救いとなり、55点(合格ライン54点)で無事1次試験を突破。

安心はしたものの、喜ぶことはありませんでした。 「本当の勝負は、ここから!ここで気合を入れ直す!」 今回はSNS報告を控え、浮ついてしまう自分を律し、3度目となる2次試験への戦いに備えました。


3度目の電験2種 2次試験

2025年11月16日。ついに当日。

1限目:電力・管理「絶望からの反撃」

問題を開いた瞬間、血の気が引きました。「近似式使用不可」というパワーワードに一瞬ネガティブになりかけました。この時、「パーチャルさんなら絶対に大丈夫!」という仲間から頂いたメッセージが頭をよぎりました。

俺は絶対に大丈夫!今年で合格する!

落ち着きを取り戻し、問5(法規の知識)から着手。問3の近似式禁止問題では、40分間かけてベクトル図や式計算を下書きと見直しを徹底し、執念で解きました。問2の対象座標法(難問)を捨て、1点でももぎ取るために問1を選択。高難易度の電力・管理をなんとか乗り切りました。

2限目:機械・制御「勇気ある撤退と確実性」

問2の誘導機を完答。問4の自動制御は深追いせず、小問4の伝達関数まで完答。残りの時間は問2の見直しに全振りしました。

しかし、試験終了の合図とともに、致命的なミスに気づきました。[W]で問われているのに、無意識に[kW]と書いてしまったのです。 「やってしまった……」 やり切った手応えと、単位の凡ミスへの不安。それが混ざり合った状態で、会場を後にしました。


運命の結果発表

自己採点は104〜110点。どちらに転んでもおかしくない状況。 発表までの2ヶ月間、今回は仕事に専念することで、結果を気にする暇もないほど忙しく過ごしました。

サーティ

気にする暇が無いのは、ある意味良かったわね

2026年1月30日正午。 夜勤明けの重い体でスマホを手に取りました。まずは合格点の確認から始めました。「108点。点数調整、なし」 その文字に血の気が引きました。

パーチャル

見るんじゃなかった!

最大110点の自分にとって、あまりに高い壁です。震える指で受験番号を入力しました。

『合格者一覧にあります』

「っっっっっしゃ~!受かった!遂に受かった!」

自宅で叫び、泣きました。これまでの3年間の想いがあふれ出しました。 帰ってきた家族に報告すると、小学5年の息子、そして妻も、自分のことのように喜んでくれました。仲間たちからの温かい言葉を受け、「努力が報われた!」と心の底から実感しました。


電験2種の振り返りと今後

電験2種への挑戦を決めてから3年。電験3種の時代から含めると、6年に及ぶ長い道のりでした。 実務経験も学歴もゼロの私が電験2種を取るには、膨大な時間と覚悟が必要でした。私の夢は、「資格を通して人生を変えてきた私の発信が、誰かの活力になること」です。

次の挑戦は電験1種。さらなる高みを目指します。 しかし、これまでの6年間、子どもは5歳と3歳から、11歳と9歳になりました。令和8年度、長男は小学6年生。家族にとって大切な時期です。

「家族あっての挑戦だから」

そう考え、令和8年度は受験を見送り、令和9年度に電験1種に挑みます

最後に

「リセット」を経験した時、私は「頑張っても報われない」という現実を突きつけられました。 しかし、今なら自信を持って言えます。

「努力は必ず報われる」

その生き様を貫くことは、自分一人だけでは不可能です。信じて支えてくれる家族、仲間、指導者がいてくれるからこそ、努力は報われるのです。

この記事を読んでいる方で、人生を変えたいけれど迷っている方、努力が無駄に思えて葛藤している方。 一緒に立ち上がりませんか?

「努力は必ず報われる!」それを体現するのは、次はあなたです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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