電験三種の参考書、読んでも分からない!
電験三種取得したけど、分からない事が多いな~
そんな方々に、オススメの本が有ります!
その本とは、
『電験戦士教本(デンケン ソルジャーズ スペルブック)』
です!
こちらは、『電験戦士教本』という名の通り、電験(電気主任技術者試験)の勉強をされる方に向けた教本です。
【電験戦士教本(デンケン ソルジャーズ スペルブック)】
※『通称デンスぺ』、以下『デンスぺ』と表記させて頂きます。
【著者】
<書籍担当>
電験アカデミア
・電気男
・摺り足の加藤
・なべさん
・niko
<講義動画担当>
・電験王
【発行所:電験図書館(デンケニア アーカイブス)】
【価格】
プロローグ 各サンプル版→0円
火力発電→2,640円
原子力発電・その他発電→2,240円
※2023年5月時点では25%オフで1,680円
※電子書籍のみの販売となります。
著者は電験界隈で有名な『電験アカデミア』の方々と『電験王』さん。
5人の知識を集結させ、作り上げた電験教本となります。
内容は、
- 電験三種に出題される各単元についての書籍
- 書籍を基にした動画講義
これらが1冊の中にひとまとめにされている、豪華な教本です!
動画講義が付いた書籍が2000円台で購入できるなんて、とてもお得ね!
『電験三種から出題される各単元』ということで、2023年5月現在では『火力発電』『原子力発電・その他発電』についてリリースされています。
自分は令和4年度上期に電験三種に合格した後に、実際に『火力発電』編の書籍を読み、講義動画を視聴し勉強しました。
簡単な感想として、
- 自分の知識不足を痛感!
- 面白い!
- 見やすい!
- 分かりやすい!
- 火力発電について出題されても怖くない!
- 電験以外の理系資格の勉強にも役に立つ!
- etc・・・
が挙げられます。
これは電験を勉強されてる方々に、オススメせずにはいられない!
そう考え、今回紹介させて頂きます。
【こんな方々にオススメ】
1.参考書を読んでも電験三種が分からない
2.電験三種を取得したが、分からない事が多い
3.電験二種の勉強を始めた
4.そもそも勉強がつまらない
5.RPGのゲームが好き
この記事を読んで頂いて『デンスぺ』を手にし、
・電験資格の取得
・知識向上
のお役に立てれば幸いです。
それでは、本題に入ります。
参考書を読んで諦めそうな方へ
電験の登竜門となる『電験三種』の合格率は10%前後。
狭き門すぎて、諦める方も多い資格試験となります。
自分の周りでも
「難しい!」
「受けたくない!」
「参考書読んだけど、全然分からん!無理!」
と話す方が多いです。
特に参考書を読んで、諦める方が多い印象です。
パーチャルも昔、電力科目の参考書を読んで1週間で諦めたわよね。
はい!そうです・・・。
では、市販の参考書にはどのように書いてあるのか?こちらをご覧ください。
【電力科目 火力発電 復水器の損失】
復水器の損失とは、復水器の冷却水が持ち去る熱量のことです。
<例題>
復水器の冷却に海水を使用する汽力発電所が定格出力700MWで運転している。復水器冷却水量が24㎥/sで冷却水の温度上昇が6.5℃であるとき、復水器で海水へ放出される熱量Q[kJ/s]の値を求めなさい。ただし、海水の比熱を4.0kJ/(kg・K)、密度を1.1×10³kg/㎥とする。
[解答]
温度上昇の値は温度の差なので、絶対温度に変換しても温度上昇の値はセルシウス温度の場合と同じく6.5Kである。
復水器で海水へ放出される熱量は、
Q=流量×比熱×密度×冷却水の温度上昇
=24×4.0×1.1×10³×6.5=6.86×10⁵kJ/s
こちらは電力科目 火力発電で出題される【復水器の損失】の説明と例題です。
見てもイメージが付かない(泣)!
電験三種を取得した自分も、イメージ付かないです・・・
パーチャルも電験三種受験時、1度も復水器の計算解けなかったわよね。
はい!おっしゃる通りです・・・。
このように市販の参考書だけではイメージが付きにくい事が多いです。
初心者だと手も足も出しづらく、資格取得後でさえも難しいです。
イメージが付かないと、心が折れて諦めたくなりますよね。
ではどうしたらイメージが付き、諦めず勉強を続けられるのか?
そんな時こそ、【デンスぺ】の出番です!
著者紹介
それでは著者の紹介をします。
著者の概要
【書籍担当】
電験アカデミア
〔電気男〕
twitterリンク先:https://twitter.com/hiro_yaen
2010年 修士(工学)、東京大学卒業
2015年 電験一種合格
著書『電験「理論」を極める!』、『電験三種まずはここから!基礎力養成 計算ドリル』(オーム社)
[摺り足の加藤]
twitterリンク先:https://twitter.com/suriashinokato
2012年 修士(工学)、名古屋大学卒業
2019年 電験一種合格
フリーランスで、電気工学を徹底追究するWebサイト「電気の神髄 (HP: https://denki-no-shinzui.com/)」を運営
[なべさん]
twitterリンク先:https://twitter.com/vtVxbwQjcwGhnFX
2005年 学士(工学)、名城大学卒業
2015年 電験一種合格
電気機器メーカーで電気主任技術者として勤務し、電気以外の建築・施設管理全般にも精通
[niko]
twitterリンク先:https://twitter.com/niko2517k
学士(基礎工学)、大阪大学卒業
2021年 電験一種合格
製造業の電気主任技術者で、電験三種の講師活動やSNS等でお役立ち情報を発信中。
電験三種初学者へ討伐を伝授! ギモン・お悩み解決しますでも紹介しました『電験カフェへようこそ!電験三種のギモン・お悩み解決します』の著者でもある電験アカデミア。
前回よりも更に輪を掛けた分かりやすい解説で、電験初心者の助けとなります!
また最近では、【オーム社出版 OHM(オーム) 2023年5月号】より、【お悩み解決!電験Q&A】の連載を担当されたりと、絶賛ご活躍中です!
【動画講義担当】
[電験王]
twitterリンク先:https://twitter.com/denkenou
2007年修士(工学)名古屋大学卒業
2019年電験一種合格
火力発電所、建設所の経験を経て独立。
電験1~3種過去問解説ブログ『電験王』管理人
塾講師、本の執筆、にも精力中。
著書:『電験王 電験1~3種過去問徹底解説シリーズ』、『みんなが欲しかった!電験三種 実践問題集シリーズ(TAC出版)』
更に、YouTubeにて電験過去問 解説動画を配信中です!
デンスぺでは動画講義を担当されてる電験王さん。
分かりやすいのはもちろんですが、一番の魅力は
「自分も電験に合格できるのではないか!?」
と思わせてしまう講義であることです。
後程詳しく紹介させて頂きます。
本書作成のきっかけは、電験アカデミアの方々に電験王さんからお声掛けされたことです。
2022年初旬に電験アカデミア結成の発表がされ、その直後に電験王さんから、
「ぜひどこかで一緒にやりましょう!」
とお声掛けされました。
こうして、電験アカデミアの方々と電験王さん、『一流の電験発信者』夢のコラボが実現されることになりました。
こちらの電験王さんのブログ記事に、その時のエピソードが詳しく紹介されてます。
記事を読み、感動して胸が熱くなりました!
デンスぺを更に楽しめますので、こちらの記事もオススメです。
教本の中身
本の中身について見ていきましょう。
簡単に内容を説明しますと、『電験の世界を冒険しながら勉強するストーリー』。
RPG感覚で楽しみながら電験の各単元について勉強をする、革新的な教材となっています。
冒険しながら電験の勉強する??
お堅いイメージの電験なだけに興味湧いてくるわね。
それでは、深堀りしていきます!
登場人物
まずは登場人物の紹介です。
デンケニアを救う仲間たち
デンケニアに転生した青年
主人公(書籍読者のあなた)
『電験三種』を勉強するよう命じられた、ある会社の社員。
ひょんなことから、電験王国『デンケニア』に転生する。
伝説の剣『ギモンバスタード』を引き抜く事ができ、勇者となる。
電験王と電験アカデミアと共にデンケニアを救うべく、旅に出ることになる。
心優しきデンケニアの国王
電験王
デンケニアを治める国王。
誰よりも平和を愛する人格者でありながら、並外れた電気知識を有しており、国民からの信頼も厚い。
デンケニアを救うべく自ら旅に同行し、動画講義で主人公を知識向上へと導く。
電験アカデミア
赤の武闘家
電気男
電気工学を愛し、理論を極める男。
しかし愛用するゲージ棒でギモンをメッタ打ちにするのが趣味という、武闘派でもある。
火力発電編では、『火力発電の種類』『熱力学のキホン』等を担当。
青の魔術師
摺り足の加藤
四六時中、電気工学のことを考えている電脳魔。
難解な電気理論を明快に解きほぐすことを生きがいとしている。
火力発電編では、『汽力発電の主管系統図』『構成要素』等を担当。
緑の戦士
なべさん
ある日突然電気の勉強に目覚め、研鑽を重ね続ける努力の男。
トレードマークの鍋で、ギモンの魔の手からデンケニアを守っている。
火力発電編では、『火力発電の各計算』等を担当。
白の神官
niko
実力未知数ながらも電験アカデミアに電撃加入した謎のルーキー。
彼の口から発せられる呪文は、確実にギモンを討伐する。
火力発電編では、『汽力発電の煙風道系統』『保安装置』等を担当。
デンケニア滅亡を目論む敵キャラたち
正体不明の謎の道化師
マスターマシズミ
なぜか電気工学を忌み嫌い、電験王と電験アカデミアを倒しデンケニアを滅亡させることに躍起になっている謎の道化師。
各編の終盤でボス(まとめ問題)を召喚し、一行に襲い掛かる。
マシズミの手先たち
ギモン
各項目の最後に問題として一行に襲い掛かるモンスターたち。
問題の難易度により強さが異なり、左から順に強くなる。
各問題の難易度(強さ)は、電験王さん動画講義で紹介してある。
現実世界の試験問題に勝つ為にも、ギモンたちを討伐しておきたいところ。
マスターマシズミ??
どこかで見聞きしたことあるような・・・
では、次に移ります!
本のあらすじ
では、本のあらすじを説明します。
上記の通り、会社から電験三種を勉強するよう命じられた主人公。
自分なりに勉強するも、全然分からず途方に暮れていました。
そんな中本屋に行き、『アカ本』を手に取りました。
本を開いた瞬間に、主人公の視界が暗くなりました。
次に気が付いた時に、5人の男性たちが主人公を囲い立っていました。
その5人の男性たちとは、『電験王』と『電験アカデミア』です。
電験王と電験アカデミアから、
- ここが電験の世界『デンケニア王国』であること
- 『マスターマシズミ』という男に魔導書を奪われ、王国が危機にさらされていること
- 奪われた魔導書はいくつかのダンジョンとなったこと
- ダンジョンを攻略し元に戻すには、『電気知識』を学ばなければならないこと
- その為に主人公が勇者としてこの世界に召喚されたこと
以上の説明を受けます。
そして、選ばれし者のみが抜くことができる伝説の剣『ギモンバスタード』
主人公は剣を抜くことに成功し、王国を救う勇者となります。
こうして奪われた魔導書を取り返すべく、電気知識の勉強という冒険へと旅立ちます。
電気知識初心者である主人公の助けとなるべく、電験王と電験アカデミアの5人も冒険に同行します。
何だか、昔ながらのRPGみたいなお話ね。
電験へのハードルを下げるよう、著者の方々の工夫が垣間見れます。
あらすじは『プロローグ編』から簡単に内容を紹介しています。
本書はとても面白く、電験勉強へのやる気を駆り立ててくれます。
プロローグ編は0円で購入できますので、まずはこちらから読まれることをオススメします。
【購入先HP:電験図書館(デンケニア アーカイブス)】
学習内容の構成
冒険しながら電験の勉強、どういう感じで作られてるの?
では簡単に、学習内容の構成を見ていきましょう。
前述通り、デンスぺシリーズは『火力発電編』や『原子力発電・その他の発電編』等、各単元毎に分かれて出版されています。
ページ数はそれぞれ200ページ程で、とても深堀りされた内容となっています。
火力発電を例にしますと、
- 火力発電の種類
- 熱力学のキホン
- 汽力発電の概要
- 主管系統図
- 再熱・再生サイクル
- 煙風道系統
- 保安装置
- 各計算問題
- ガスタービン・コンバインドサイクル発電
- etc・・・
このように火力発電だけでも、盛沢山の内容となってます。
各パートを電験アカデミア4人で分担し、説明されています。
どのように説明されているのか?
例えば、火力発電のキホンでは、このように説明されています。
※火力発電編 サンプル版より引用
火力発電の仕組みをやかんと風車で説明!
とても分かりやすいね!
このように、生活の身近にあることに例えて説明されており、とても分かりやすいです。
更に分かりやすいだけでなく、読者が読んでても退屈しない工夫がされています。
まずは、全ページフルカラーで説明。
そして思わぬ角度で『某探偵マンガ』や『某国民的映画』、『某ミュージシャン』等のジョークをぶっこんできます。
こちらにも注目して頂きたいです!
各パートの終わりに演習問題が準備さてています。
中身は過去に出題された内容が選ばれています。
このような『正誤問題』や、二種1次での出題方式となっている『多肢選択式』、計算問題では『記述式』となっています。
そして、問題の度に電験王さんの動画講義が見れるリンク先とQRコードが準備されています。
動画では『書籍をもとにした解説』と『演習問題の解説』をされています。
動画の特徴としまして分かりやすいのはもちろん、
- 電験王さんの元気が出る声での講義
- 書籍とは異なった視点での説明
の2点が挙げられます。
まずは電験王さんの受験者に寄り添う雰囲気や元気さで、モチベーションが上がります。
そのエピソードを紹介します。
自分は、現在電験二種の勉強をしています。
二種の二次試験は記述式で、電気設備等の深い知識が要求されます。
自分はマークシート慣れしてたので、記述式への不安が大きかったです。
しかし、2023年4月のカフェジカさんのイベントで、電験王さんの講義を受講する機会があり、その考えが変わりました。
テーマは火力発電で、デンスぺの書籍を基にした講義でした。
電験王さんの講義は分かりやすいだけでなく、和気あいあいで楽しくて、3時間の講義はあっという間に終わりました。
二種二次試験の過去問演習も有りましたが、講義を受講した事により解く事ができて、
「もしかしたら自分でも、二次試験合格できるかも!」
と自信が付きました!
受講者を楽しませて自信を付ける!
電験王さんの講義はすごいのね!
今まで受けた授業の中で一番楽しく、エネルギーを頂くことができました!
次に、
『計算問題では、書籍と異なる解法の説明をされていること』
これもとても大きいです。
書籍ではなべさんの解法、動画では電験王さんの解法と、1つの書籍で2通りの解法を勉強する事ができます。
もちろんいずれも、丁寧な計算プロセスで説明されています。
自身の解きやすい方法を探せそうで、とてもありがたいわ。
電験アカデミアの書籍での説明と電験王さんの動画講義。
お互いを補完する構成となってます。
以上の理由で自分が読んできた参考書の中では、最強クラスで頭に入りやすい内容となっています。
書籍と動画講義の両方を楽しむことにより、デンスぺは真の効果を発揮します!
購入された際は、ぜひ両方ともお楽しみください!
サンプル版では上記の画像以外にも、15ページに及ぶ書籍に動画講義が付いてきます。
こちらのリンク先でサンプル版をダウンロードすることができます。
【購入先HP:電験図書館(デンケニア アーカイブス)】
サンプル版は0円でダウンロードできます。
まずはこちらを見て頂き、どんなものかを知った上で本編を購入されることをオススメします!
教本の感想
実際にデンスぺを読んでみた感想を紹介します。
冒頭でお話しした通り、
「自分の知識不足を思い知らされた」
そんな教本となっています。
何故なのか?
それくらい分かりやすく説明してあるからです。
自分は、電験三種合格時に電力科目で85点を取りました。
それほど電力科目には自信がありました。
何さりげに自慢してるのよ!
違います!(笑)
最後まで聞いてください!
教本を手にし、
「自分には分かってない点が多かったんだ!」
そう感じさせられました!
では、どういった事で思い知らされたか?
火力発電編の感想から4点紹介します。
火力発電の設備レイアウトを分かってない
電験三種に合格し、火力発電の設備には自信があったつもりでした。
しかし、設備レイアウトの説明を読み、その自信は見事に打ち砕かれました。
設備レイアウトに付いては、
- 水(蒸気)の通り道である『主管系統』
- 煙の通り道と環境対策となる『煙風道系統』
について説明されています。
各設備が何故ここに設置されているのか、どういう理屈で役割を果たし、その上で発電したり環境対策をしているのかが、詳しく説明してあります。
一つ一つ、図や丁寧な文章で説明してあるのを読んでいく中で、自分の知識不足を痛感させられました。
電験三種の電力科目は、引っ掛け問題が多いイメージで、本質を理解してないと大幅減点となります。
実際に自分もそれが原因で、令和3年の電力科目は不合格でした。
その悔しさをバネに1年間、本質追究を目指して参考書やYouTube動画を見て勉強し、翌年に合格を勝ち取りました。
その後にデンスぺの丁寧な説明を読み、
「まだまだ自分の知らない事が多い!電験二種を目指すならもっと勉強しなくては!」
と気付くことができました。
電験二種二次試験では、過去に火力発電の設備レイアウトを問う問題が出題されています。
しかしご安心を!
デンスぺの丁寧な設備レイアウトの説明を身に付けていれば、十分に戦うことができます。
実際に自分も前述通り、カフェジカさんのイベントでデンスぺを基にした電験王さんの講義を受講し、問題を解く事ができました。
デンスぺは、
『電気の知識はいかに奥深いものか?でも大丈夫!』
を教えてくれる、そんな素晴らしい教本と言えます。
ガスタービンについて
まずは、ガスタービンの知識について。
『ガスタービンの出力は外気温度で左右される』
これだけなら分かってました。
『夏場は外気温が高い為、その温かい空気を吸引するから出力が上がる!』
この解釈は間違いです。
自分は約2年、このように勘違いしてました。
これについて教本では、しっかりとした説明をされています。
ちなみに教本の主人公も、自分と同じように考えてたようです。
受験者が勘違いしやすい視点で、表現してあるのね。
この視点もまた、魅力の一つです。
復水器について
前述通り、自分は電験三種受験時代に一度も復水器の計算問題を解く事ができませんでした。
合格後にデンスぺ内の
『火力発電の設備レイアウト図と分かりやすい各計算方法』
の説明を読み、ようやく理解する事ができました。
その後自分は、令和4年度下期電験三種の問題に挑戦しました。
電力科目の問15で復水器の計算問題に出くわします。
この問題は電力科目の計算問題の中でもトップクラスの難易度を誇ります。
※個人の感想です。
自分は、デンスぺでの図を思い出して余白に書き、それを基に計算して挑みました。
すると、(a)(b)共に見事正解する事ができました!
デンスぺを読めば、復水器の計算も怖くありません!
電験以外の資格にも役に立つ
今度は電験とは別の資格についてです。
自分は2017年に、『高圧ガス製造保安責任者 乙種機械』を受験しました。
この試験の『学識』という科目では、『内部エネルギー』について出題されます。
当時の自分は、内部エネルギーについて全然理解できなく、何となくの暗記でしのいでました。
そこから月日が流れて、デンスぺ火力発電編を購入しました。
教本では内部エネルギーについても、図を用いた分かりやすくて詳しい説明がしてありました。
高圧ガスの参考書を読んでも理解することができなかった当時の自分に、デンスぺを読ませてあげたいです。
内部エネルギーは高圧ガスの他にも、薬剤師の国家試験問題で出題された事が有ります。
このようにデンスぺでは、電験だけでなく他の理系資格試験でも大きな助けとなります。
以上、デンスぺを読み自分の知識不足を痛感したエピソードです。
今は知識不足であっても、
「今日が人生で一番若い日!」
デンスぺは電験初心者から電験三種取得者等、電験の勉強をされる沢山の方々の知識向上の手助けをしてくれます!
更に電験だけでなく、他の理系資格の助けにもなります。
「電験や理系の知識を上げ、試験に合格したい!」
とお考えの方、まずはこちらの電験図書館を覗いてみませんか?
【購入先HP:電験図書館(デンケニア アーカイブス)】
教本の弱点
ここまで良い事ばかり紹介してきたけど、何か弱点とかあるの?
強いて言えばの弱点を2つ紹介します。
生真面目な人には抵抗がある?
まず一つ目は、生真面目な人には抵抗があるかと思います。
パーチャル個人としては大好きですが、たまにあるジョークに抵抗を感じる方もいらっしゃるかと思います。
自分の中では、市販の電験参考書は難解でお堅いものが多いイメージです。
難解な参考書でずっと勉強されてきた方には、ジョーク交じりの説明には少々抵抗があるかと思います。
しかし、市販の参考書だけでは諦める方が多いのも事実です。
自分の周りで電気関係のお仕事をされたり、大学院を出てる方でさえも、電験三種の受験をためらったり諦めることが多いのは事実です。
分かりやすい説明にジョークを交える。
ためらいや諦めを引き留める工夫を、最大限されてることが伺えます。
ジョークを楽しむのもデンスぺの醍醐味です。
一単元として長い?
詳しく説明する上でやむ無しですが、一単元に付き約200ページですので、
「ちょっと長いかな~?」
と感じる方もいらっしゃるかと思います。
電験は理解しないといけない範囲が膨大にあります。
なので、1単元で200ページは一見長く感じるかと思います。
では、視点を変えて見てみましょう。
三種 電力科目の火力発電は、1回の試験で2~4問、つまり最大20点分のボリュームが有ります。
デンスぺ『火力発電編』の内容を頭に叩き込めば、試験本番で最大20点を獲得する事ができます。
得点源としては大きいわね。
更に自分は、令和元年電験二種一次 電力科目の問題を解いてみた所、初見で69点(76%)の合格点を獲得しました!
問5のガスタービンや、問6の風力発電の出題内容は、デンスぺで詳しく説明してあるので、教本を読んだことが決め手となりました!
このように単元に特化したデンスぺは、受験者に自信を与えてくれます!
2023年5月地点では火力発電、原子力発電、その他の発電の実質3単元文リリースされています。
現地点では電力科目寄りではあるものの、理論・機械・法規に関わる項目の説明もされています。
今後更なる科目・単元のリリースが予想されます。
ご自身の不得意な単元をデンスぺで補う。
そのように活用していくのも有りです。
前述通り、書籍では詳しい説明がゆえに、文章も多くなります。
人によっては、沢山の文字を読むことが辛い方もいらっしゃいます。
これはいたしかたないことです。
そこでオススメは、『電験王さんの動画講義』を視聴することです。
動画内でも、書籍を読みながら動画を視聴することを推奨しています。
視覚だけでは拾えなかった点も聴覚で拾ってくれますし、その逆もあります。
書籍と動画の組み合わせでデンスぺの真価を発揮でき、読者の助けとなります!
電子書籍ですので、スマホ、パソコン、iPad、kindle(白黒ですが・・・)等、2つの媒体を併用して勉強されることをオススメします。
プリンターが有り、紙とインクに余裕が有れば印刷もアリです。
余裕が無ければポイントを絞った紙での印刷も良いかと思います。
最後に
いかがでしたか?
紹介した通りデンスぺは、
- 書籍と動画講義の詰め合わせ
- 身近な事に例えており、説明がとても分かりやすい
- たまにネタ的なジョークが入り、読者を諦めさせない
等で、これまでの電験参考書の常識を覆す教本です。
教本の主人公のような電験の勉強に迷える方を救うべく、電験アカデミアの方々と電験王さん、かなり気合入れて教本を作成されてます。
- 電験の勉強に行き詰ってる方
- 二種を目指すべく踏み込んだ知識を身に付けたい方
一度こちらの『電験図書館』を覗いてみませんか?
【購入先HP:電験図書館(デンケニア アーカイブス)】
まずはプロローグやサンプル版から試して頂き、お気に召しましたら本編を購入されると良いです。
サンプル版だけでも、濃い学びが詰まってますが、本編はもっとすごいです。
教本の勇者御一行と電験の世界へ、旅に出ましょう!
最後に今回、『デンスぺ』を紹介する機会を与えてくださった電験アカデミアの方々と電験王さん、本当にありがとうございました。
そして読者の方々、最後まで読んでくださりありがとうございました!
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