・試験前の模試点数低かった
・こんなんじゃ受からないよ
・沢山勉強したのに
同じように悩んだ自分が、お悩み解決します!
ご自身の実力を試すのに『模擬試験』というのはとても良い手段です。
実力を知った上で、そこからどうするのか?という道しるべとなります。
もし試験間近で、
「たくさん試験勉強してきたのにも関わらず、模試で結果が出なかった」
となれば、あなたはどう思いますか?
多くの方々は大きな不安に襲われるでしょう。
電験三種受験まで残り1ヶ月半を迎えた自分がまさにそうでした。
令和4年 上期電験三種試験は8月21日。
自分は試験までの1ヶ月半の期間に下記の3つの模擬試験に挑戦しました。
【挑戦した模擬試験】
1,7月3日 5日
オーム社 『模擬問題集』
2,7月17日
カフェジカ みんつくZoom模試
3,7月31日
TAC 予想全国公開模試
一方で本試験日は小学校2年生の子どもの夏休み期間でもありました。
昨年は電験三種の試験勉強に追われ、『機械』『法規』科目は合格できたものの、子どもの夏休みの思い出をあまり作れませんでした。
その教訓から、今年は余裕を持つべく7月地点で電験三種合格レベル到達を目標としてました。
しかし、試験から1か月半前の模擬試験で、『理論科目で35点』と目標としていたレベルに対して遠い状況でした。
沢山勉強してきたはずなのにこの点数でしたので、本気で落ち込みました。
これはメンタル的にきつかったんじゃないの?
本当にきつかったです。
そこからある事をして立ち直り、
合格を勝ち取りました!
試験前の模擬試験35点から合格できたの!?
どうやったのか詳しく聞かせて!
分かりました!
下記のように紹介します。
【記事の流れ】
1,1か月半前、模擬試験35点からの自信喪失
2,這い上がる事ができた行動 2選
3,その後の2つの模擬試験
4,経験から得た事と、試験直前へ
今回の記事を読んで頂き、電験三種に限らず、
「模試の結果が悪くても合格した人間がいる!
だったら自分でもできる!」
と自信を持ってくださると嬉しいです!
気力次第で未来は変わります!
それでは、本題に移ります。
1か月半前、模擬試験35点からの自信喪失
自分は令和3年の電験三種試験で『理論』『電力』科目を落とし不合格となりました。
その悔しさをバネに、1年間必死になって勉強してきました。
その甲斐あって、過去問では80点以上を多く叩き出すところまで来ました。
そこで5月からは、昨年購入した『オーム社の模擬問題集』に挑戦しました。
こちらは4科目それぞれ3回分収録されています。
1年前にこの本で問題を解いたのは1周のみでした。
どんな問題が出題されたか覚えてなく、ほぼ初見の状態でしたので、今年も使用することとしました。
理論・電力科目3回分の内2回実施した所、
理論⇒65点
電力⇒80点
を取ることができ、合格点を取れなかった昨年と比べて確実に成長していました。
今年こそは合格できる!
そう思いながら7月3日に、模擬問題 理論科目の第3回に挑戦しました。
しかし、この時の結果は『35点』でした。
皮肉にも、昨年不合格となった理論科目と同じ点数でした。
本試験まで残り1か月半、不合格の記憶がフラッシュバックし、ショックを隠し切れません。
こんなはずでは・・・
あららら、試験日まで残り少ないのに・・・
これはへこむわね。
「落ち込んでる場合じゃない!」
「気持ちで負けてはいけない!」
と考え、
「ここから1ヶ月半で合格してみせる!」
とTwitterで強気ツイートをしてました。
でも内心、メンタルやられてました。
2日後に電力科目の模擬問題をやり、80点。
・電力は取れたとしても理論を取らなければ電験三種合格とならない。
・こんなに勉強してきたのに、理論だけはどうしても無理なのか?
・理論科目だけ取れないまま時が経ち、去年取った『機械』『法規』が復活してしまう。
そしてループとなるのか?
という重圧に押しつぶされそうでした。
這い上がる事ができた行動 2選
あの模試の結果から1ヶ月半後の試験に、
良く受かったわね?
どうやったの?
まずは落ち込んだメンタルを回復させた方法を2つ紹介します。
あるYouTube動画を視聴
今回もYouTube動画に助けて頂きました。
いつもブログで紹介しているチャンネルかしら?
今回は『ヒューマンバグ大学』です。
どんな動画なの?
教えて!
ちょっと電験から逸れますが、少し紹介させて頂きます。
【ヒューマンバグ大学】
チャンネル登録者数:167万人
ジャンル:マンガ動画
中身としては、いくつかのお話があり、それぞれ主人公がいます。
その主人公を中心に色々な人間模様をマンガで描いています。
少し物騒な表現もあったりしますが、人生を生きる上で学びとなる内容であり、自分はこのチャンネルのファンです。
上記の模擬試験で落ち込んでた時に、アップされたこの動画を観ました。
この動画の内容を軽く説明します。
ある組織の中で主人公とA氏とB氏がいて、A氏とB氏は同期です。
キャラ設定としてA氏は『天才でありながら努力家で成果を出し続ける』、B氏は『素行が悪くて成果が出ずに、A氏を妬む』となってます。
トラブルばかり起こすB氏は組織から破門されます。
ある日、B氏は組織の名前を使い、悪い事をします。
B氏を懲らしめる為、主人公とA氏はB氏のもとに乗り込みます。
B氏はA氏に
「才能が有るお前は澄ました顔で結果ばかり出して!ムカつくんだよ!」
と一方的に殴りに掛かります。
それに対しA氏は、
「言いたい事はそれだけか?天才だろうが凡人だろうが関係ねえ。努力して積み上げる以外何ができるって言うんだ!?」
と言い殴り返して、懲らしめます。
模試で落ち込んでいた自分は、このシーンを観て衝撃を受けました!
「そうだよ!努力して積み上げる以外、他にやることなんて無い!」
「1か月半後の8月21日に試験が待っている」
「自分は合格したい!くよくよしてる暇はない!だったら勉強を積み上げるしか無いんだよ!」
そう自分に言い聞かせることにより、復活することができました。
勉強は最高のエンタメ?パーチャル流【勉強のやる気の出し方】5選でも紹介した、『自分を好きなシーンに重ね合わせる』手段を使ったのでした。
マンガ動画を観て復活するものなんだね~。
勉強はメンタル勝負!
改めてそう思えた出来事でした。
弱点強化に向けたマインドマップの作成
努力を積み重ねるのは分かったけど、
勉強のやり方は見直さなかったの?
もちろん見直しました!
新たに、マインドマップを取り入れました。
マインドマップとは、あるキーワードAを置き、そこに関係するキーワードB・C等を線につなぎ表現する方法です。
これにより、
『自分がキーワードAを解決する為にはキーワードB・Cに取り組む必要がある』
という風に具体的に何をすべきかが分かります。
まさに心の地図ですね。
このやり方はYouTubeチャンネル『両学長』の動画から学びました。
「電験三種の合格ラインである『60点』をクリアするには、弱点克服しかない!」
「であれば現地点の弱点を洗い出そう!」
「時間が無い!弱点の中でも、ちょっと頑張れば克服できる弱点に絞ろう!」
そう考えて、このようにマインドマップを作成しました。
※読みづらくてごめんなさい。
理解できそうでできていない『交流の複素数』や『電磁力のインダクタンス』、『電気計測』等に的を絞りました。
的を絞った割には項目多いわね。(笑)
ちょっと多いですが、これらを解決すれば60点を取れる!
そう考えました。
その弱点を克服する為、YouTube動画『電験合格先生』を視聴し、基本から勉強し直しました。
当初は満遍なく身に付けていこうと、過去問を毎日のように解いていました。
弱点を克服すべくやり方を変えて、隔日で電験合格先生視聴することとしました。
賭けに出たのね。
やり方を変える・・・
自分の中では一か八かの賭けでしたが、結果的にそれが功を奏しました。
その後の2つの模擬試験
上記2選を実施して努力を積み上げ、次なる模擬試験を受験します。
カフェジカ みんつくZoom模試
7月17日、本試験からほぼ1か月前に『Zoom模試』に挑戦しました。
こちらは、電験三種初学者へ討伐を伝授! ギモン・お悩み解決しますでも紹介しました、『カフェジカ』さん主催のオンライン模擬試験です。
2022年7月1日に、カフェジカさんより、『みんなでつくる電験予想模擬試験問題2022(通称みんつく)』が発売されました。
【みんなでつくる電験予想模擬試験問題2022(通称みんつく)】
購入先URL
価格
1科目:1650円(2023年2月現在は1485円)
4科目セット:6600円(2023年2月現在は5940円)
内容
- 問題PDF
- 解答解説PDF
購入特典
- 2022年7月17日 8月7日のZoom模試参加(現在2023年2月ですので終了してます。2023年版発売時にも開催されると思います。)
- 全問題の解説動画
- 解答分析アナリティクス(得点・順位等が見れる)
- etc・・・
作成者は電験界隈の中でも精鋭の方々25名です。
自分は発売日に『理論』『電力』を購入しました。
購入さえしてしまえば、Zoom模試前に目を通したり問題を解く事ができます。
自分は見たい気持ちを全力で抑えて、模試の日まで我慢しました。(笑)
Twitterで、
「難しい!」
「特に理論が難解!」
というツイートを見かけ、不安と楽しみが入り混じりました。
そして7月17日、模擬試験に参加しました。
いざ問題を解くと、噂通り理論科目がとても難解。
2週間前に35点を叩き出した模擬試験よりも難しかったです。
昨年の理論科目が難解だった為、
「今年の試験で対応できるよう仕上げてきたのかな?」
という印象でした。
電力科目は比較的解きやすいレベルでした。
試験を終え、2科目のみでしたが集中力を使い果たし、とても疲れました。
そして、購入特典の解答分析アナリティクスに自分が答えた番号を入力し、点数が出てきました。
結果は、
理論⇒55点
電力⇒80点
電力は安定しており高得点。
理論科目は合格点に一歩届かなかったものの、
「運で正解したものもあるが、あの難解な問題でここまで点数取れた!」
「1ヶ月で5点上げれば良いんだ!」
「勝利が見えてきたぞ!」
と心からプラスに捉えることができました!
2週間で成長するもんなんだね。
どん底から這い上がった経験は大きかったです。
TAC 予想全国公開模試
7月31日に『資格の学校 TAC』にて開催された模擬試験に参加しました。
5月下旬にたまたまTwitterを見ていたらオススメで『TAC主催 予想全国模試』のツイートを見かけました。
これまで自分は、資格試験に向けた模擬試験を受けたことが有りませんでした。
このツイートを見かける前は、
「資格試験で本格的な模擬試験か~・・・」
と正直抵抗がありました。
※当時は上記のみんつく模試購入前の出来事でした。
ツイートを見かけた時は電験三種リベンジに燃えてた頃、
ツイートを見かけて、
「去年と同じことをしていては負けてしまう!新しい事にチャレンジしなければ!」
という風に考え方を変えてました。
エントリーし、7月で3回目の模擬問題に挑む事となりました。
今回の模擬試験はリアルな会場でした。
自分はこういった所で模擬試験を受験した事が無く、36歳にして初めての体験でした。(笑)
模試当日は、本試験と同じ生活リズムに合わせようと4時に起き、開始2時間前に会場に着きました。
そして本試験と同じ時間に試験開始。
理論科目は昨年の問題やみんつく模試よりも簡単で、電力科目は同じくらいの難易度でした。
※今思えば、両方とも令和4年上期本試験と同じレベルでした。
2週間前にみんつく模試にて2科目受験して耐性が付いたのか?そこまで疲れませんでした。
試験を終えて帰りの電車内で自己採点。
結果は、
理論⇒75点 合格B判定
電力⇒85点 合格A判定
びっくりするくらいの高得点。
『7月地点で電験三種合格レベルに持っていく』
文句なしの目標達成です!
成長を噛み締めながらも解答解説を見直し。
こちらも受験特典として解説動画が付いてました。
その動画の中で先生はこうおっしゃってました。
「例え判定が低くても、あくまで模擬試験です。
諦めずにここから積み重ねれば合格は見えてきます」
逆を言えば、判定が良くても不合格の可能性が有るわよね
そうです!
試験が終わるその時まで、
引き続き努力を積み重ねます!
このように改めて決心を固めました。
経験から得た事と、試験直前へ
以上、令和4年上期試験から1ヶ月半~3週間前の出来事でした、
この時は、
「いくら頑張っても、自分の実力が付いてないんじゃないか?」
とさえも思った時期でした。
模擬試験の結果や過去問での結果がどうであれ、
・模擬試験の結果は参考程度。努力を積み重ねることが大切。
・弱点を克服する為にはマインドマップ等で具体的な課題を洗い出す。
・課題に対して柔軟に対応していく。
このように学んだ1ヶ月でした。
試験前の実力がどうであれ、気力次第で未来が変わる。
その可能性を、皆さんは持っています!
今回の記事が電験三種はもちろん、各種試験に挑戦される方々の参考になれば幸いです。
こうして2年9ヶ月にも渡る電験三種への挑戦は最終章へと突入します。
試験直前、パーチャルは大ピンチに襲われます。
それについては次回、お話しします。
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。
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